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クィアの民俗学
¥2,200
クィアの民俗学 LGBTの日常をみつめる 「奇妙な」「風変わりな」といった意味をもつクィア(Queer)。性的マイノリティたちが、自分たちを指し示す言葉として用いてきた。 民俗学の視点で、LGBTと呼ばれる人びとの日常的な営みを捉える七つの論考集。 ◎第一部 民俗学史からクィアを考える ・第一章 日本民俗学クィア研究史(辻本侑生) ・第二章 南方熊楠と岩田準一の「男色談義」(辻 晶子) コラム1 『異態習俗考』――クィア民俗学の古典(島村恭則) ◎第二部 「いま・ここ」からクィアを見通す ・第三章 大阪「LGBTの駆け込み寺」の実践(三上真央) ・第四章 ゲイバレーボールチームの現代民俗学(辻本侑生) ・第五章 長崎のマダムナンシー(大田由紀) ◎第三部 クィア民俗学の展開 ・第六章 性的マイノリティは差別を「笑い話」に変えるのか?(辻本侑生) ・第七章 異類/婚姻/境界/類縁(廣田龍平) ◎コラム2 ディープ・フォークロアとクィア・アート(島村恭則) クィアの民俗学 LGBTの日常をみつめる 2,200円(税込) 判型:四六判 162ページ 発行:実生社 → 辻本 侑生 (ツジモト ユウキ) (著/文 | 編集) 1992年生まれ。弘前大学地域創生本部助教。専門は現代民俗学、地域政策・地域社会論。共著に『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会、2019年)、共編著に『山口弥一郎のみた東北』(文化書房博文社、2022年)、『焼畑が地域を豊かにする』(実生社、2022年)、『生きづらさの民俗学』(2023年、明石書店)がある。 → 島村 恭則 (シマムラ タカノリ) (著/文 | 編集) 1967年生まれ。関西学院大学社会学部長、教授。専門は、現代民俗学、民俗学理論。著書に、『みんなの民俗学』(平凡社新書、2020年)、『民俗学を生きる』(晃洋書房、2020年)、『〈生きる方法〉の民俗誌』(関西学院大学出版会、2010年)などがある。 【ご注意】 ※送料について 複数ご購入いただく場合、組み合わせ方によっては、それぞれの商品に送料がかかって計算されてしまう場合がございます。梱包の際に一つに収まる場合は、多くいただいた差額分を切手にして同封させていただきます。1つの梱包に収まらない場合は、個別でお送りさせていただきますので、計上通り精算させていただきます。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。 ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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おやすみ短歌
¥2,750
おやすみ短歌 三人がえらんで書いた安眠へさそってくれる百人一首 人気歌人・作家・俳人がコラボし、安眠がテーマの短歌を百首集め、見開きで紹介する現代版「百人一首」。短い文章付きなので、短歌の読み方がわからなくても楽しめます。この本のページをパラパラとめくるうち、ここちよい眠りの世界に誘われることでしょう。 睡眠不足に悩むあなたへ! 「眠り」がテーマの歌が集まった、これまでにない切り口の歌集です。 歌集が初めてという人も、枡野浩一さん、phaさん、佐藤文香さんの切れ味良いエッセー風の紹介文がよいガイドとなります。 phaさんのゆるいイラストにも癒やされてください。 おやすみ短歌 三人がえらんで書いた安眠へさそってくれる百人一首 2,750円(税込) 判型:四六判 216ページ 発行:実生社 → 枡野 浩一 (マスノ コウイチ) (著/文 | 編集) 一九六八年東京都生まれ。歌人。雑誌ライター、広告会社のコピーライターなどを経て一九九七年、短歌絵本を二冊同時刊行し歌人デビュー。短歌代表作は高校国語教科書に掲載された。短歌小説『ショートソング』、アンソロジー『ドラえもん短歌』、入門書『かんたん短歌の作り方』、『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』など著書多数。目黒雅也や内田かずひろの絵と組み、絵本・児童小説も手がけている。 → pha (ファ) (著/文 | 編集) 一九七八年大阪府生まれ。作家。著書として『どこでもいいからどこかへ行きたい』『しないことリスト』『夜のこと』『人生の土台となる読書』など多数。大学生のときに京大短歌会に少しだけ参加。第5回笹井宏之賞では最終選考に残る。文学系ロックバンド、エリーツの一員としても活動。東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。 → 佐藤 文香 (サトウ アヤカ) (著/文 | 編集) 一九八五年兵庫県生まれ。俳人。句集に『海藻標本』、『君に目があり見開かれ』、『菊は雪』、『こゑは消えるのに』。詩集に『渡す手』。編著に『俳句を遊べ!』、『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』など。恋愛掌編集『そんなことよりキスだった』。書店イベントや書籍の企画協力など、日本語詩に関する活動を幅広く行っている。 【ご注意】 ※送料について 複数ご購入いただく場合、組み合わせ方によっては、それぞれの商品に送料がかかって計算されてしまう場合がございます。梱包の際に一つに収まる場合は、多くいただいた差額分を切手にして同封させていただきます。1つの梱包に収まらない場合は、個別でお送りさせていただきますので、計上通り精算させていただきます。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。 ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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書いてみた生活史 学生とつくる民俗学
¥2,090
書いてみた生活史 学生とつくる民俗学 民俗学とは、「普通の人々」の「普通の暮らし」が現在に至るまで、どのような変遷を重ねてきたかを問う学問だ。 筆者はこれまで、民俗学の講義で「おじいさん/おばあさんの生活史」と題したレポートを毎年500名の大学生に課してきた。 すると毎年、採点するだけではあまりにも「もったいない」優れたレポートが次々と提出されて……。 集まった5000本以上のうちベスト・レポート12本を紹介しながら、学生と二人三脚で「もうひとつの歴史」を切り拓く感動的実践の全貌! 書いてみた生活史 学生とつくる民俗学 2,090円(税込) 判型:四六判 224ページ 発行:実生社 → 菊地 暁 (キクチ アキラ) (著/文 | 編集) 京都大学人文科学研究所助教。 1969年北海道生まれ、京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)、身長186cm。 著書『柳田国男と民俗学の近代―奥能登のアエノコトの二十世紀』(吉川弘文館)、『身体論のすすめ』(編著、丸善)、『今和次郎「日本の民家」再訪』(共著、平凡社)、『日本宗教史のキーワード―近代主義を超えて』(共編著、慶應義塾大学出版会)、『学校で地域を紡ぐ―『北白川こども風土記』から』(共編著、小さ子社)、『民俗学入門』(岩波新書)。 【ご注意】 ※送料について 複数ご購入いただく場合、組み合わせ方によっては、それぞれの商品に送料がかかって計算されてしまう場合がございます。梱包の際に一つに収まる場合は、多くいただいた差額分を切手にして同封させていただきます。1つの梱包に収まらない場合は、個別でお送りさせていただきますので、計上通り精算させていただきます。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。 ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。