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東京の編集者
¥2,530
東京の編集者 新潮社で長く編集者をつとめた山高登(やまたか・のぼる)さんの談話をまとめた一冊。 【本文・はじめに】 山高登さんは木版画家として知られています。昭和の風景を削る鮮やかで、あたたかなその作品は多くのファンを持ち、毎年のように個展が開かれています。山高さんは木版画家に転身される前は新潮社の文芸編集者でした。 志賀直哉、内田百閒、尾崎一雄、上林曉。あの本も、この本も、みんな山高さん。 かつては高山さんの個展の在廊日に伺えば、当時の編集者時代の話をお聞きすることができました。しかし現在は九十一歳で、ご自宅を出られることはほとんどありません。なるべく早いうちに山高さんの話をまとめ、それを本の形に残したいと思ったのは、だんだんと目が見えなくなってきたとお電話で伺った2016年の夏のことです。 秘蔵のモノクロ写真が多数収録されています。 東京の編集者 山高登さんに話を聞く 2,530円(税込) 著者:山高登 仕様:A5変形・148頁 装丁:櫻井久・中川あゆみ 発行:夏葉社 #夏葉社 #木版画家 #山高登 #編集者 #東京の編集者 山高登/やまたかのぼる 大正15年東京生まれ。昭和22年に新庁舎に入社。30年ごろより独学で木版画の制作をはじめる。53年、新潮社を退社して、木版画の制作活動に専念する。著書に『東京の居心地 画かきの旅』、作品集に『東京昭和百景 山高登木版画集』 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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レコードと暮らし
¥2,420
レコードと暮らし レコード、ソノシート、フォノカード、ラッカー盤。二三五枚の音盤に耳を傾けることで見えてくる、戦後の人々の気持ちと暮らし。「もの」とのつきあいかたを教え、糺してくれる、ほんとうのレコード案内。快著です。 【本文】 ぼくは東京の高円寺という町で円盤という店をやっています。店に置いてあるものの中心は日本各地で作られた自主制作盤と店で製作した様々なものです。店のオリジナル以外のものは、できうる限り卸を使わず、必ず顔を合わせ、作った人から直接預かったものだけを置いています。 売っているものはいろいろあるのですが、「古いレコードを聞く会」でかけているレコードについて書いた自主制作の冊子もあって、それが一番の売り物です。それが、テーマごとに「春」「夏」「秋」「冬」と副題を付けた4冊の手製本「レコード寄席覚え書き」というもので、本書はその4冊と続編「枕元レコード」の計5冊の手製本を一冊にまとめ、そこに大幅な加筆修正をしたものです。 レコードってなに? レコードと暮らし 2,420円(税込) 著者:田口史人 仕様:四六判・並製・192頁 装丁:櫻井久・作田祥子 写真:高見知香 装画:加藤休ミ 発行:夏葉社 #夏葉社 #レコード #レコードと暮らし #円盤 田口史人/たぐちふみひと 1967年神奈川生まれ。90年ごろから音楽ライターとして活動。同時に新作、旧音源の復刻などのCD制作を始め、これまでに300タイトル以上を発表。2003年、東京・高円寺でCDSHOP「円盤」を開店。20年より長野県伊那市に移住し、同所と高円寺にて本と音楽の店「黒猫」を運営。店の営業と並行して、全国各地で「レコード寄席」という出張トークショウを行っている。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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昔日の客
¥2,420
昔日の客 著:関口良雄 「私は常々こう思っているんです。 古本屋という職業は、一冊の本に込められた作家、 詩人の魂を扱う仕事なんだって」 かつて東京大森にあった古書店「山王書房」の主人が残した、一冊の随筆集。 古本と文学を愛するすべての人へ。 「あしたから出版社」島田さん著書から引用 ある日、『昔日の客』という本を探している人を知る。 それはもう珍しい本で、どこにもない本。 またある日、「夏葉社に動いてほしい(復刻してもらいたい)」と聞く。 どこにも無いので国会図書館に行くことにした。 最初の1ページから、 最後の1ページまで 時間をたっぷりかけてページをめくった。。。 ・・・ そんなはじまりで、完成した「昔日の客」は 布張り装丁の大事にしたくなる本です。 昔日の客 2,420 円(税込) 著:関口良雄 装丁:櫻井久 判型:四六判上製 232ページ 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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早く家へ帰りたい
¥1,760
早く家へ帰りたい 著:高階杞一 愛する子どもが、 重い障害をもって生まれてきた日。 そして、その永眠のときまで。 一冊の本のなかに、 子どもの命がみずみずしく描かれた、 感動的な詩集。 一九九五年に偕成社から刊行されていたものを復刊。 早く家へ帰りたい 1,760 円(税込) 著者:高階杞一 装丁:櫻井久 挿画:望月通陽 版型:130×185/ハードカバー 頁数:128ページ 出版:夏葉社
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万感のおもい
¥1,760
SOLD OUT
万感のおもい 著:万城目学 万城目がさまざまな媒体で発表されてきたエッセイのなかから42編を精選。 創作のこと、大阪のこと、京都のこと、季節のこと、家族のこと。 なかでも、親しい人との別れを綴った数編は、いつまでも心に残ります。 『万感のおもい』の判型は、通常の書籍の縦横をちょうど逆にした形です。 めずらしい、横長のハードカバー。 装丁のストライプは、本書のなかにある「色へのおもい」から着想したものです。 プレゼントにもおすすめです。 万感のおもい 1,760 円(税込) 著者:万城目学 装丁:櫻井久 版型:四六判変形・ヨコ/ハードカバー 頁数:176ページ 出版:夏葉社
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美しい街
¥1,760
美しい街 著:尾形亀之助 いつまで経っても古びない、 たった一行の詩や、二行の詩。 眠らずにいても朝になったのがうれしい 消えてしまった電燈は傘ばかりになって天井からさがっている 「いつまでも寝ずにいると朝になる」より 孤高の詩人尾形亀之助(1900〜1942)の 全詩作から五五編を精選。 巻末エッセイは能町みね子さん 美しい街 1,760 円(税込) 著者:尾形亀之助 絵:松本竣介 装丁:櫻井久 版型:四六判上製変形 頁数:176ページ 出版:夏葉社
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喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
¥1,540
喫茶店で松本隆さんから聞いたこと 著:山下賢二 作詞家として一時代を築いた松本隆さんのおはなし。 広い世代の人たちが聞き耳を立てたくなるのではないでしょうか。 それを京都にある書店ホホホ座の店主 山下賢二さんが、 作詞家 松本隆さんに聞いた、 人生のこと、友情のこと、恋のこと、、、、 その時代の人ならば ふと口ずさんだフレーズが 松本隆さんの作詞だったなんてもこと たくさんあると思います。 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと 1,540 円(税込) 著者:山下賢二 装幀:櫻井久 写真:町田益宏 版型:115×177mm/ハードカバー 頁数:120ページ 出版:夏葉社
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定本 本屋図鑑
¥2,200
SOLD OUT
定本 本屋図鑑 著:本屋図鑑編集部 編 得地直美 絵 2013年に刊行された「本屋図鑑」 全国47都道府県の「町の本屋さん」を取材し、 得地直美さんが緻密なイラストを描いた その本は好評を博し、2度の増刷を。 その発売から9年、『定本 本屋図鑑』を刊行。 『本屋図鑑』に収録された内容はそのままに、 あらたに8店舗の新規取材を加え、 「本屋さんの歴史」を大幅に改稿しました。 さらに、2014年に刊行し、 品切れになっている『本屋会議』から 評判のよかった記事を6本追加。 登場する書店は76店。全部で400ページ。 「本屋本」の決定版と宣伝したい、 大ボリュームの1冊です。 定本 本屋図鑑 2,200 円(税込) 著者:本屋図鑑編集部 編 得地直美 絵 装丁;櫻井久、中川あゆみ 版型:四六判/ハードカバー 頁数:400ページ 出版:夏葉社信夫、浜本武雄、井上謙治 1975年刊行された同名の短編集から3編をセレクトし、復刊。 人と人とのすれ違いを描いた表題作はアメリカ文学史に残る傑作。 小説を読むことは「レンブラントの帽子」を読むこと、読み続けることだ。 ぼくはそんなふうに思う。 巻末エッセイ 荒川洋治 レンブラントの帽子 1,760 円(税込) 著:バーナード・マラマッド 装丁:和田 誠 判型:四六判上製 160頁 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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レンブラントの帽子
¥1,760
レンブラントの帽子 著:バーナード・マラマッド 訳:小島信夫、浜本武雄、井上謙治 1975年刊行された同名の短編集から3編をセレクトし、復刊。 人と人とのすれ違いを描いた表題作はアメリカ文学史に残る傑作。 小説を読むことは「レンブラントの帽子」を読むこと、読み続けることだ。 ぼくはそんなふうに思う。 巻末エッセイ 荒川洋治 レンブラントの帽子 1,760 円(税込) 著:バーナード・マラマッド 装丁:和田 誠 判型:四六判上製 160頁 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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さよならのあとで
¥1,430
さよならのあとで 著:ヘンリー・スコット・ホランド 死はなんでもないものです。 私はただとなりの部屋にそっと移っただけ 百年前のこの一編の詩に、 絵本作家の高橋和枝さんが、 二年の時間を費やして、 一八枚のイラストをそえました。 死別のかなしみをいやす、 特別な一冊。 夏葉社のきっかけとなった一冊。 さよならのあとで 1,430 円(税込) 著:ヘンリー・スコット・ホランド 絵:高橋和枝 装丁:櫻井久 判型:四六判上製 120頁 出版:夏葉社
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本屋で待つ
¥1,760
本屋で待つ 著:佐藤友則、島田潤一郎 著者は広島県庄原市の書店「ウィー東城店」の佐藤友則さん。 佐藤さんの話を2年にわたって、夏葉社の島田潤一郎さんが聞いたものをまとめた一冊。 人口約7000人の町にある「ウィー東城店」。 老舗書店の長男だった佐藤さんは、町民の相談ごとに耳を傾け続ける ことで、赤字続きだった店を立て直します。 「電化製品がこわれた」 「年賀状の字がもう書けない」 「普通免許をとりたいけど、母国語のポルトガル語しか読めない」 町の人びとは、本屋へ行けばなにかヒントがある、と考えて、 本屋にやってきます。 その本にたいする信頼、そして本を売る人への信頼が、ウィー東城店を 特別な店に変えていきます。 本書が感動的なのは、ウィー東城店が町の人びとの相談ごとのひとつとして、 次々に学校へ行けなかった若者たちを雇用し、彼らが社会へ出るための 後押しをしていることです。 本のある場所で、本を求める人と会話することが、若者たちの心を少しずつ 癒やしていきます。 本書はその貴重な記録でもあります。 絵本のなかへ帰る 完全版 1,760 円(税込) 著:髙村志保 装画・挿絵:ひうち棚 装丁:櫻井久、鈴木香代子(櫻井事務所) 判型:四六判変形/ハードカバー 298ページ 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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絵本のなかへ帰る
¥1,760
SOLD OUT
絵本のなかへ帰る 完全版 著:髙村志保 髙村さんは長野県茅野市にある書店「今井書店」の店主。 書店の創業者である父が読んでくれたたくさんの絵本。 髙村さんはその絵本の魅力を1冊1冊紹介しながら、 過ぎ去った昔に思いを馳せます。 初めて出会った絵本のこと。 子育てに苦しんだとき、息子に読んだ絵本のこと。 いまは亡き人と話し合った大切な絵本のこと。 絵本が恋しくなる本。 絵本のなかへ帰る 完全版 1,760 円(税込) 著:髙村志保 装画:きくちちき 装丁:櫻井久、中川あゆみ(櫻井事務所) 判型:四六判変形 192ページ 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。