-
Follow your Heart
¥660
Follow your Heart arki chiaki 無くしちゃいけないものは心だ。 そんな一言ではじまる、モノクロの言葉とグラフィックの冊子。 自分らしく生きることと、食べるために生きること。それは果てしなくつづく悩ましい比べごと。器用に生きることができない僕ら。さまざまな葛藤の中から生み出された一冊。同じように生きる誰かに届いて欲しい一冊。 Follow your Heart 660 円(税込) 仕様:A5・40ページ
-
レンブラントの帽子
¥1,760
レンブラントの帽子 著:バーナード・マラマッド 訳:小島信夫、浜本武雄、井上謙治 1975年刊行された同名の短編集から3編をセレクトし、復刊。 人と人とのすれ違いを描いた表題作はアメリカ文学史に残る傑作。 小説を読むことは「レンブラントの帽子」を読むこと、読み続けることだ。 ぼくはそんなふうに思う。 巻末エッセイ 荒川洋治 レンブラントの帽子 1,760 円(税込) 著:バーナード・マラマッド 装丁:和田 誠 判型:四六判上製 160頁 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
さよならのあとで
¥1,430
さよならのあとで 著:ヘンリー・スコット・ホランド 死はなんでもないものです。 私はただとなりの部屋にそっと移っただけ 百年前のこの一編の詩に、 絵本作家の高橋和枝さんが、 二年の時間を費やして、 一八枚のイラストをそえました。 死別のかなしみをいやす、 特別な一冊。 夏葉社のきっかけとなった一冊。 さよならのあとで 1,430 円(税込) 著:ヘンリー・スコット・ホランド 絵:高橋和枝 装丁:櫻井久 判型:四六判上製 120頁 出版:夏葉社
-
本屋で待つ
¥1,760
本屋で待つ 著:佐藤友則、島田潤一郎 著者は広島県庄原市の書店「ウィー東城店」の佐藤友則さん。 佐藤さんの話を2年にわたって、夏葉社の島田潤一郎さんが聞いたものをまとめた一冊。 人口約7000人の町にある「ウィー東城店」。 老舗書店の長男だった佐藤さんは、町民の相談ごとに耳を傾け続ける ことで、赤字続きだった店を立て直します。 「電化製品がこわれた」 「年賀状の字がもう書けない」 「普通免許をとりたいけど、母国語のポルトガル語しか読めない」 町の人びとは、本屋へ行けばなにかヒントがある、と考えて、 本屋にやってきます。 その本にたいする信頼、そして本を売る人への信頼が、ウィー東城店を 特別な店に変えていきます。 本書が感動的なのは、ウィー東城店が町の人びとの相談ごとのひとつとして、 次々に学校へ行けなかった若者たちを雇用し、彼らが社会へ出るための 後押しをしていることです。 本のある場所で、本を求める人と会話することが、若者たちの心を少しずつ 癒やしていきます。 本書はその貴重な記録でもあります。 絵本のなかへ帰る 完全版 1,760 円(税込) 著:髙村志保 装画・挿絵:ひうち棚 装丁:櫻井久、鈴木香代子(櫻井事務所) 判型:四六判変形/ハードカバー 298ページ 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
絵本のなかへ帰る
¥1,760
SOLD OUT
絵本のなかへ帰る 完全版 著:髙村志保 髙村さんは長野県茅野市にある書店「今井書店」の店主。 書店の創業者である父が読んでくれたたくさんの絵本。 髙村さんはその絵本の魅力を1冊1冊紹介しながら、 過ぎ去った昔に思いを馳せます。 初めて出会った絵本のこと。 子育てに苦しんだとき、息子に読んだ絵本のこと。 いまは亡き人と話し合った大切な絵本のこと。 絵本が恋しくなる本。 絵本のなかへ帰る 完全版 1,760 円(税込) 著:髙村志保 装画:きくちちき 装丁:櫻井久、中川あゆみ(櫻井事務所) 判型:四六判変形 192ページ 出版:夏葉社 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
生活綴方出版部/文集・先生
¥1,100
文集・先生 加藤直徳さんがつくる雑誌『NEUTRAL COLOR』の二号・学校特集がすばらしい。 その寄稿者のひとりに名を連ねる友人の矢萩多聞さんと、電話で感想を言い合っているときに「先生の話って尽きないよね。いろんなひとの先生についての話を」聞きたいね」という話になって、この文集『先生』をつくることにした。(巻頭・「文集『先生』について」より) 文集・先生 1,100円(税込) 矢作多聞、笹井瑠美子、小島美茂、迫祐子、青木直哉、安達茉莉子、石堂智之、かとうひろみ、澤村建造、鈴木雅代、田中晴暇、chihiro、矢部真太 ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷 ・サイズ140×197、本文61ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・装画:安達茉莉子 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/往復書簡 ふつうの書店員
¥880
SOLD OUT
往復書簡 ふつうの書店員 ながいあつこ・三浦拓朗 書店は、そして書店員は、そのまちの文化の担い手である。しかし、書店は続々閉店し、書店員は職場を失いつつある。職場が残っていたとしても生活するのにやっとの給与しか受け取れない。 長年の棚作りの経験に裏打ちされた技術をもつ熟練の書店員、これからの書店文化を担うはずだった中堅・若手の書店員—彼らの多くは、その仕事を続けたくても続けられず、現場を離れていった。 独立系書店(定義は曖昧だが、その意味するものはなんとなく共有していると思う)の書店主は、インターネットや新聞、雑誌の記事を通じて、また彼ら自身が発信するSNSの投稿を通じて、注目されている(だからといってうまくいっているとは限らないのだが)。でも、いわゆる「書店チェーン」の書店員の場合はどうだろうか。チェーンの社員やスタッフは自由な発信をほとんど認められていない。発信する余裕などないし、そもそも発信したいことなどないと言うのを聞いたことがある。 本屋・生活綴方には、70名近い「お店番」がいる。そのなかに、社員として他の書店に勤めながら、だいじな休日の時間を割いて本屋・生活綴方のお店番としてかかわるひとが、ふたりいる。書店チェーンに勤める三浦拓朗さんと、書店チェーンを経て大学内にある書店に勤めるながいあつこさんだ。休日まで本屋ではたらくなんて、どれだけ本屋好きなのか、と不思議に思うひともいるかもしれない。でも、彼らは、書店員でありつづけるために、ここに来ている。 ふたりに、書店のしごとについてなにか書いてほしいと思って、この企画を持ちかけた。2021年11月半ばから2022年1月末までのあいだ、Eメールをつかった往復書簡で、おたがいのしごとについてのやりとりをしてもらった。 序文より 往復書簡 ふつうの書店員 ながいあつこ・三浦拓朗 880円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷 ・A6やや小さめ/48ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) →ながいあつこ 大学内にある本屋で働いています。本屋・生活綴方のお店番のご縁で、妙蓮寺にある古民家にて本のイベント「妙蓮寺 本の市」開催・運営しています。 →三浦拓郎 北海道小樽市生まれ。海のある様々な土地で育つ。某書店チェーン勤務。好きな文豪は泉鏡花。本谷有希子の新作は欠かさず読む。びっくりドンキーをこよなく愛す。2021年1月より本屋・生活綴方の店番をつとめる。 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/小さい本屋の小さい小説
¥880
SOLD OUT
小さい本屋の小さい小説 かとうひろみ 普段帰りの遅い夫が、珍しくその日は早く帰った。手にはビニール袋を提げている。はい、と渡されて中を覗くと、ビニール袋の中には小さな魚がぎっしり入っている。 「魚、そんなにたくさんどうするの」 「飼おうか」 「だって全部死んでるじゃない」 「じゃあ食べよう」 そう言った夫の目はたしかにそのとき、ビニール袋の中の魚の目と同じくらい死んでいたのに、私はそれに気づかないふりをしたのだった。 (「タソガレ」冒頭より引用) 我々は生活のなかの違和感に「気づかないふり」をして生きている。違和感がない日が二日もつづくことなど、本当はありえないのだ。だからといって、いちいちそれにかまっていたら、からだがもたない。いつしか我々は違和感に「気づかないふり」をしていた事実を忘れてしまっているのだ。] という想像を掻き立てる冒頭の短編「タソガレ」を、まずは必読。本屋・生活綴方で12ヶ月連続で無料で配布したショートショート「小さい本屋の小さい小説」12編が一冊に。 小さい本屋の小さい小説 かとうひろみ 880円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷 ・52ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・装丁/装画:佐々木未来 →かとうひろみ 神奈川県/慶應義塾大学文学部卒業。会社勤務の傍ら、ときどき本屋・生活綴方店番をする。文芸ユニットるるるるん等で小説を発表。「未病」「凶器としてのピータンについて」「コン、コン」 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/文集・バイト
¥990
文集・バイト 曽根雅典ほか こないだ四〇歳になった。これまでの人生でもっといろんなしごとをしてこれたらよかったのに、とふと思った。人生だいたい八〇年として、あと半分しか時間がない。こういう動物に生まれてしまったからには世の中のできるだけ多くのものごとに触れてから死にたい。 多くのものごとに触れるためには多くのしごとをするのが一番だ。得られる金銭の多寡は、その場合関係がない。 とはいえ、無限にあるしごとをじぶんのからだで体験することはできない。 だから多分、ぼくは本を読むのだろう。作品世界のなかで、登場人物がどんな仕事で生計を立てているかがいつも気になる。フィクションよりも、実際に生きているひとを題材にしたノンフィクションが好き(小説はほとんど読まない)なのもきっとそういうことだ。でも、もっと好きなのは、身近なひとが書いた文章だ。いつも顔を合わせるひとがどんな仕事をしているのか、してきたのかに興味がある。とくに、手を動かしているしごとをしているひとが好みだ。 この文集は、ぼくの〝しごと知りたい欲〟を満たすためにつくった。しごとのなかでも、バイトに限定している。〝正規〟のしごとの話でもよかったのだけど、バイトのほうがバラエティが豊かできっと面白いだろう。しごとの内容だけでなく、しごとを通じて出会ったひとや、できごとの記憶をくわしく綴ってもらった。 序文より 文集・バイト 曽根雅典ほか 990円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷 ・B6やや小さめ/48ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・表紙装丁:千葉美穂 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/シの本
¥1,320
シの本 佐藤yuupopic コロナ禍だからこそ練り上げられた言葉たち 佐藤さんは主に野球をテーマにした詩で知られ、ご自身のレーベル「風神雷神や。」でいくつかの詩集を発行しつつ、各地のポエトリーリーディングを活動の場としています。彼女の書く詩は、目の前でまさに詩を朗読しているようなリズムが特徴的です。今回の詩集はコロナ禍真っ只中に開催されたイベントで発表されたものが多く収録されています。そういう状況で詩を創作することの難しさ、強引に開催されようとしている祭典への抗議(をする場所がないことへの諦念)、それでも生きることへの執念。コロナ禍だからこそ練り上げられた言葉たちです。 シの本 佐藤yuupopic 1,320円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷 ・A5やや小さめ/64ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・装画:竹本侑樹 →佐藤yuupopic(さとうゆうぽぴっく) 1973年、東京/右投げ右打ちの野球詩人 東京造形大学美術学部比較造形専攻卒業。名前の由来はyuu×popmusicから。ゼロ年代初頭、映像制作会社勤務の頃にインターネットで詩の投稿サイトに出会い、ことばで映画を撮り始める。同時期よりポエトリー・リーディングもスタート。詩のレーベル「風神雷神や。」運営や、アーティストの笹谷創との音楽×詩のユニット「pop/jective」の結成、詩集や音源をリリースし、書店やライブハウス、クラブなどでLIVEを展開。本屋・生活綴方の月イチ店番詩人。 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/つくろい
¥1,430
SOLD OUT
つくろい 堀道広が修理したもの 堀道広 漫画家・うるし作家、堀道広さんが本屋・生活綴方と一緒につくったZINE。器やお盆、せんべいや鳩サブレーの金継ぎ、源氏パイと平家パイの仲直り継ぎなど、堀さん固有の「修理」の仕事に焦点を当てています。 つくろい 堀道広が修理したもの 堀道広 1,430円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷(特色インキ6色) ・B6変型/54ページ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・画装:堀道広 →堀道広(ほりみちひろ) 1975年、富山県 富山大学芸術文化学部卒業後、石川県立輪島漆芸技術研修を終了。1998年「月刊漫画ガロ」でデビュー。漆職人として勤める傍ら漫画の持ち込みを続け、2003年、アックス漫画新人賞佳作。また、漫画の仕事と並行して、割れた陶器を漆で修復する教室「金継ぎ部」を主宰。 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
生活綴方出版部/本の話
¥880
SOLD OUT
ちいさなお話し会 vol.1「本の話」 小鳥美茂 「誰かの当たり前は、当たり前じゃない。あなたの当たり前も、当たり前じゃない」 「じぶんにとっては当たり前過ぎて、人に話すほどではないと思っているようなこと。そういうことを、聞いてみたいと思いました。誰かにとっての当たり前こそ、他の誰かにとっての力になったり、エネルギーになる気がしたからです」 コロナ禍の前は、遠いところにある知らないものを知りたいと思っていた。だから旅をして異文化に触れたり、少し足を伸ばして美術館やギャラリーを訪れたりした。それもそれでいいのだけど、そう簡単に人と会えなかったり、外出ができなくなったりするうち、身近なものに新奇さを感じるようになった。それは人間関係も一緒で、新しい出会いがないかわりに、身近なひとと出会い直す機会になった。 本書は小鳥美茂さんがみずから運営する鎌倉・由比ヶ浜のギャラリー「BORN FREE WORKS」で、2020年の1月から毎月12回に渡って開かれた「ちいさなお話し会」の記録だ。招かれたゲストは小鳥さんの友人、知人。つまり「知った仲」のはずだが、小鳥さんは彼らとここで出会い直す。友達のしごとについて深堀りする親密さとともに、質問の随所に、初めて会ったかのような新鮮さがある。 今回は、本を仕事にする3人を選り抜いた、シリーズ1冊目。 ちいさなお話し会 vol.1「本の話」 小鳥美茂 880円(税込) ・発行/印刷:生活綴方 ・リソグラフ印刷/中綴じ/56ページ ・A6やや小さめ ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・発行・印刷:本屋・生活綴方 →小鳥美茂 1977年、東京/タイパンツ作家 鎌倉由比ヶ浜で活動 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。
-
ロンド・ジャングルブック
¥3,080
ロンドン・ジャングルブック バッジュ・シャーム/作・絵 インド最大の少数民族「ゴンド族」の画家、バッジュ・シャームは、ロンドンのインド料理レストランに壁画を描く仕事の依頼を受け、はじめて故郷を離れる。遭遇するできごとすべてが森の住人バッジュの眼に不思議なものに映る。飛行機は空とぶ象に、地下鉄はミミズに、路線バスは犬に、ロンドンの象徴・ビッグベンは時を告げるニワトリに、英国紳士はコウモリの群れに…。大都会は、動物たちが暮らすジャングルに姿を変える…。 『夜の木』『世界のはじまり』の作家バッジュ・シャームのデビュー作であり、インド・タラブックスにとっての記念碑的な作品。日本版はタラブックスの職人による手漉き紙&シルクスクリーン・プリントの表紙をつかったハンドメイド版! 版元から一言 『ロンドン・ジャングルブック』は、旅先で誰もが感じたであろう(そしてもう二度と味わうことはないだろう、一回きりの)新鮮な感覚を思い出させてくれる本です。『見るということ』『イメージ―視覚とメディア』などで知られる世界的な美術批評家ジョン・バージャーは本書について、「この美しい本を贈りたい。遠くへ旅立つ、僕の大切なすべての人に。自分で行くと決めた人にも、そうでない人にも。」と絶賛しています。旅の目的がモノとコトの消費と化し、インターネットの普及により、旅をすることと見知らぬ土地へ足を踏み入れることが同義ではなくなった時代にこそ、大切に読まれてほしい一冊です。 ロンドン・ジャングルブック バッジュ・シャーム/作・絵 スラニー 京子/訳 ギータ・ヴォルフ/文 シリシュ・ラオ/文 3,080円(税込) ・版元:三輪舎 ・48P ・A4変型判 縦206mm 横206mm 厚さ10mm →バッジュ・シャーム (バッジュ シャーム) (作・絵) インド共和国マディヤ・プラデーシュ州パタンガル村生まれ。最大の少数民族・ゴンド族出身。叔父であり、ゴンド画を世界的に知らしめた画家、ジャンガル・シン・シャームに才能を見出され、独立。評価の高まりつつあった2002年、英国ロンドンに2ヶ月間滞在したエピソードをもとに『ロンドン・ジャングルブック』をタラブックスとともに制作。世界的な評価を確立する。聖なる木にまつわるゴンドの神話を描いた “Night Life of Trees”(ドゥルガー・バーイー、ラーム・シン・ウルヴェーティとの共著。『夜の木』青木恵都訳 / タムラ堂 / 2012年)、ゴンドの創造神話をバッジュの美しい筆致で描いた “Creation”(邦訳『世界のはじまり』青木恵都訳 / タムラ堂 / 2015年)など。2018年、インドのインドの民間人に贈られる勲章のひとつ「パドマ・シュリー賞」を受賞。 →三輪舎 横浜・妙蓮寺を拠点にする、生活のことばをあつめる出版社です。旗印は「おそくて、よい本」。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
本を贈る
¥1,980
SOLD OUT
著者 若松 英輔 島田 潤一郎 牟田 都子 矢萩 多聞 橋本 亮二 笠井 瑠美子 川人 寧幸 藤原 隆充 三田 修平 久禮 亮太 本は工業的に生産され、消費されている。本は確かに商品だが、宛先のある「贈りもの」でもある。「贈る」ように本をつくり、本を届ける10人それぞれの手による珠玉の小論集。 著者、編集、校正、装丁、印刷、製本、営業、取次、書店員、本屋。書き手から売り手までの10の職種のそれぞれから選りすぐった、本を贈る「名手」たちによる書き下ろしエッセイ集ができあがりました。類書はありますがインタビューものばかりですが、本書は本人のことばにこだわりました。ほとんどの著者は執筆を本業していないどころか、得意でもありません。だからこそ、心の声に向き合ってもらえるようにじっくり時間をかけて 執筆をしてもらいました。 本を贈る 1,980円(税込) ・版元:三輪舎 ・304P ・四六判 縦194mm 横133mm 厚さ25mm 若松 英輔 (ワカマツ エイスケ) (著) 一九六八年、新潟県生まれ。批評家・随筆家。 慶應義塾大学文学部仏文科卒業。二〇〇七年「越知保夫とその時代 求道の文学」で第一四回三田文学新人賞受賞。二〇一八年『見えない涙』(亜紀書房)にて第三三回詩歌文学館賞を受賞。著書に『常世の花 石牟礼道子』(亜紀書房)、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋) 、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『霊性の哲学』(KADOKAWA)など。 島田 潤一郎 (シマダ ジュンイチロウ) (著) 一九七六年、東京育ち。 二〇〇九年九月に出版社「夏葉社」を東京・吉祥寺で創業。『昔日の客』(関口良雄著)、『星を撒いた街』(上林暁著)ほか、昭和の名著の復刊などをひとりで手がける。著書に『あしたから出版社』(晶文社)がある。 牟田 都子 (ムタ サトコ) (著) 一九七七年、東京都生まれ。出版社の契約社員をへて、フリーランスの校正者。関わった本に『猫はしっぽでしゃべる』(田尻久子、ナナロク社)、『詩集 幸福論』(若松英輔、亜紀書房)など。 矢萩 多聞 (ヤハギ タモン) (著) 一九八〇年、横浜市生まれ。画家・装丁家。 中学一年で学校をやめ、南インドと日本を半年ごとに往復。二〇〇二年から本づくりの仕事にかかわるようになり、これまでに四五〇冊を超える本をてがける。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)、『たもんのインドだもん』(ミシマ社)など。 橋本 亮二 (ハシモト リョウジ) (著) 一九八一年、名古屋市生まれ。大学卒業後、朝日出版社に入社。一般書営業部所属。流通から販売までの一連の業務に従事している。Twitter運用やメールマガジン発行も担当。全国各地、本のある空間に行くことが日々の糧。 笠井 瑠美子 (カサイ ルミコ) (著) 一九八〇年生まれ。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業後、株式会社東京印書館に入社。製版部、管理部門を経て退職後、デザイン制作会社に勤務する傍ら、手製本工房まるみず組で手製本を習う。現在は加藤製本株式会社で束見本作成に従事。文芸や人文書などの上製本を主に手がける。 川人 寧幸 (カワヒト ヤスユキ) (著) 一九七一年生まれ。一九九四年早稲田大学第二文学部卒業。フリーター時代を経て九〇年代後半にリブロ池袋本店でアルバイト二ヶ月、契約社員二年。取次の鈴木書店でアルバイト一年、正社員二年。同社倒産後、本の運送会社や書店でのアルバイトを経て、二〇〇三年、取次の株式会社JRCの創業に参加。二〇一二年に副業として出版の夜光社、同年、取次として独立し、ツバメ出版流通株式会社を創業。現在に至る。 藤原 隆充 (フジワラ タカミチ) (著) 藤原印刷株式会社 取締役。創業七〇年の印刷会社の四代目。企画の段階から造本における仕様の提案を得意とし、本づくりを全面的にバックアップする。近年ではインディペンデント系の実績多数。代表的な作品として『T5』(東京藝術大学)、『もうひとつのデザイン』(D&DEPARTMENT)、『Rebuild New Culture』(Rebuilding Center Japan)、『わざわざの働きかた』(わざわざ)等。 三田 修平 (ミタ シュウヘイ) (著) 移動式本屋・ブックトラック店主。横浜市在住。 TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS等を経て、二〇一二年に独立。ブックトラックの他にも飲食店や小売店のブックセレクト、雑誌・ウェブサイトでの連載など様々な形で本に関わる仕事をしている。 久禮 亮太 (クレ リョウタ) (著) 一九七五年生まれ、高知県出身。早稲田大学法学部中退。あゆみBOOKS早稲田店アルバイト、三省堂書店契約社員を経て、二〇〇三年よりあゆみBOOKS五反田店に正社員として勤務。二〇一〇年より同社小石川店店長。二〇一四年退職。二〇一五年「久禮書店」の屋号で独立。神樂坂モノガタリ(東京都新宿区)などで選書、書店業務一般を行うほか、長崎書店(熊本市)などで書店員研修も担当している。 →三輪舎 横浜・妙蓮寺を拠点にする、生活のことばをあつめる出版社です。旗印は「おそくて、よい本」。 【配送方法について】 以下からお選びいただけます。 ◎レターパックライト 料金:370円(税込)/全国一律 サイズ:340×248mm(A4サイズ)以内 厚さ:3cm以内 重量:4kg以内 追跡サービス:なし 郵便受けへお届け ◎レターパックプラス 料金:520円(税込)/全国一律 サイズ:340×248mm(A4サイズ)以内 厚さ:3cm以上可能 重量:4kg以内 追跡サービス:あり 対面でのお渡し/受領印必要 ※厚みがありますので、お客さまの郵便受けが狭いと入りにくい場合がございます。ご心配の方は、直接お渡しのレターパックプラスをお選びください。 ※複数お買い上げで、レターパックでは梱包できない場合は、ご連絡いたします。
-
ミャオ族の刺繍とデザイン
¥3,080
SOLD OUT
ミャオ族の刺繍とデザイン 文字を持たない少数民族による家族のための途方もない手仕事 中国西南部に暮らす少数民族、ミャオ族。文字を持たないミャオ族は、歌で民族の物語を伝え、刺繍で神々や生活を描いてきた。その刺繍は芸術的なセンスと、卓抜な技術で知られる。綿花や麻の栽培・糸つむぎから装飾まで、一着を仕上げるのに何年も費やすことも珍しくない。世にも美しい刺繍は、王侯・貴族のためではなく、庶民のためのものであり、身近な人を守る魔除けであった。芸術にまで昇華した貴州省のミャオ族による刺繍をあますことなく伝えるビジュアル書。長い時間をかけてつくられた衣服のように、長く親しまれるように、本書は緑色の糸かがりで丈夫に仕上げた上製本です。 ミャオ族の刺繍とデザイン 苗族刺繍博物館 3,080円(税込) ・160ページ B5判 糸かがり上製本/カラー →苗族刺繍博物館 愛知県常滑市にある私設の博物館。佐藤瑞代氏と佐藤雅彦氏が1996年から20年間にわたり蒐集したミャオ族を含む中国西南部の少数民族の衣服・生活用品は、1000点以上にのぼる。完全予約制で一般公開されている。 →大福書林 まだ世によさを知られていないユニークな文化 (アート、手仕事、信仰、思考など)について、 本ならではの形で紹介しています。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
かきくけおかきちゃん
¥1,320
かきくけおかきちゃん/ニシワキタダシ にやにやしちゃうセリフたち おなかがすけてる怪人すけ森くんと、困った時におかきを食べて変身する女の子おかきちゃん、トークが止まらない俳優ジョーさん、地球の大学を3浪中の宇宙人タケダさん、おそろしくスローペースな白髪の紳士・数江本先生、占いを信じやすい用務員のおじさんなど、身近にいたらちょっと面倒そうな個性的なキャラクターがつむぐほんわかナンセンスな日常。行きづまったら、ここへおいで。 ニシワキタダシ かきくけおかきちゃん 1,320円(税込) A5判ソフトカバー 144ページ 2色カラー →ニシワキタダシ イラストレーター。1976年生まれ。 なんともいえないイラストやモチーフで、書籍や広告、グッズなど幅広く活動。 著書に『かんさい絵ことば辞典』、 『ニシワキタダシの日々かるたブック』、『かんさい味 あたらしいことわざ絵辞典』、『こんなときのどうする絵辞典』(すべてPIE International)、『えBOOK』(大福書林)、『えでみる あいうえおさくぶん』(あかね書房)、『ぼくのともだちカニやまさん』(PHP研究所)、『かきくけおかきちゃん』(大福書林)、『くらべる・たのしい にたことば絵辞典』(PHP研究所)、DVD「みるきくはなす かんさい絵ことば辞典」(ポニーキャニオン)などがある。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
本と商い ある日、
¥1,100
SOLD OUT
沖縄の小さな島で本屋をやる ー「本と商い ある日、」はじめますー サニーの姉妹店、沖縄県うるま市の浜比嘉島ある古民家本屋「本と商い ある日、」について。 東京にある本屋「SUNNY BOY BOOKS」の店主が、1年半前に家族と沖縄に移住し新店舗を立ち上げるまでの日々を綴った「本屋な生活、その周辺」のテキストと事業計画書に記した「本と商い ある日、のかたち」にあとがきを加えて本にしました。「ともにある」を考える本屋「本と商い ある日、」に至るまでの流れとこれからが店主の沖縄での生活の中からうかがいしれる内容になっています。 沖縄の小さな島で本屋をやる ー「本と商い ある日、」はじめますー ドネーションブック 1,100円(税込) 127mm×188mm 96P(表紙別) 無線綴じ/モノクロ 装画:土屋未久 装丁:阿部航太 校正協力:岡あゆみ →本と商い、ある日、 「本と商い ある日、」という本屋のかたち 1日を、1週間を、1ヶ月を、1年を、10年を、100年を振り返った時、 わたしたちの生活はいつかの” ある日 “が積み重なって形作られています。 確かに過ごした時間に目を向けて、これからのあなたとわたしの話をしましょう。 そんな小さなことを大切に、お店をやっていこうと思います。 また、ある日の後に「、」(句読点)があるのはそこから言葉が続いていくように、 「ある日、」という場所から良い1日をお過ごしください。 というお見送りの気持ちがあったりもします。 →SUNNY BOY BOOKS 東横線、学芸大学駅にほど近い住宅地にある小さな本屋です。 企画する展示に合わせて小規模ながら本の制作、発行もしています。
-
重力を笑わせる
¥1,540
SOLD OUT
イラストレーター、絵描きのきたしまたくさんによる一冊。同タイトルの展示に合わせてサニーとの共作で生まれました。「重力を笑わせる」という不思議な装置を巡り、ちょっと変わった町でちょっと変わった4人の登場人物が揃うことで物語が動き出します。そして気づけばあなたもお話のなかに、、、。 重力の笑わせる きたしまたくや 1,540円(税込) 絵、お話:きたしまたくや 編集、デザイン:高橋和也(SUNNY BOY BOOKS) 立体写真:朝岡英輔 無線綴じ(ガンダレ製本) 32p(表紙別)/オールカラー 127mm×127mm 200部限定/エディション サイン入 →きたしまたくや painter/illustrator →SUNNY BOY BOOKS 東横線、学芸大学駅にほど近い住宅地にある小さな本屋です。 企画する展示に合わせて小規模ながら本の制作、発行もしています。
-
とるにたらないおとこの話
¥1,650
SOLD OUT
版画家でありイラストレーター、画家として活躍するさかたきよこ、タダジュンによる共作絵本『とるにたらないおとこの話』新装版。 表紙を春らしい明るさの「もえぎ」から落ち着いた「うすはなだ」の色に変更。紙の手ざわりが感じられ時が経つにつれて出てくる傷みも本としての存在感になるようにあえてPP加工をとりました。 とある版画家のおとこのとるにたらない愛おしい日々、同じようでいて少しずつ違う日常をのぞいてみてくだい。 とるにたらないおとこの話(通常版) さかたきよこ、タダジュン 1,650円(税込) 128mm×153mm 32p 上製本(中ミシン) →SUNNY BOY BOOKS 東横線、学芸大学駅にほど近い住宅地にある小さな本屋です。 企画する展示に合わせて小規模ながら本の制作、発行もしています。
-
Essential
¥1,650
Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けている今日マチ子さん。2021年4月ー2022年4月までのイラストと日記を記録した作品集。 オリンピック、ワクチン接種など、大きく揺れた2021-2022年。普通の人の、何気ない1日を、美しい色彩で記録しています。 Essential わたしの#stayhome日記 2021-2022 今日マチ子 1,650円(税込) B6判/オールカラー 184ページ 別紙解説テキスト(辻村深月)つき →今日マチ子 漫画家、イラストレーター 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。在学中よりライター兼イラストレーターとして活動。2004年より自身のブログではじめた1ページ漫画シリーズ『センネン画報』が口コミで評判となり人気を得る。雑誌連載作品に『みかこさん』『cocoon』『アノネ、』『いちご戦争』など多数。思春期の少年少女を主題とする、青を基調とした透明感のあるカラー作品が特徴的で、装画などイラストレーションの仕事も多数手がけている。 「今日マチ子」は筆名で、女優の京マチ子にちなんだもの(Wikipedia (JA)より) →rn press 文芸誌「USO」をはじめとしたエッセイやマンガなどの読み物を出版しています。武蔵境で本屋RIGHT NOW BOOKSTANDも営業中。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
Distance
¥1,650
SOLD OUT
rn press /Distance わたしの#stayhome日記 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けた今日マチ子さん。頑張る人にそっと寄り添うような視点で描かれた一冊です。漫画家・今日マチ子さんの想いが詰まった1年間の日記のような作品集。 Distance わたしの#stayhome日記 今日マチ子 1,650円(税込) B6判 縦182mm 横128mm 192ページ 並製 →今日マチ子 漫画家、イラストレーター 東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。在学中よりライター兼イラストレーターとして活動。2004年より自身のブログではじめた1ページ漫画シリーズ『センネン画報』が口コミで評判となり人気を得る。雑誌連載作品に『みかこさん』『cocoon』『アノネ、』『いちご戦争』など多数。思春期の少年少女を主題とする、青を基調とした透明感のあるカラー作品が特徴的で、装画などイラストレーションの仕事も多数手がけている。 「今日マチ子」は筆名で、女優の京マチ子にちなんだもの(Wikipedia (JA)より) →re press 文芸誌「USO」をはじめとしたエッセイやマンガなどの読み物を出版しています。武蔵境で本屋RIGHT NOW BOOKSTANDも営業中。
-
グッバイ・ハロー・ワールド
¥1,980
気鋭・北村みなみのデビュー作。 文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員会推薦作品 ヴァーチャル空間での初恋、 地球の環境汚染で生まれた新人類、 デジタルの世界で安楽死を選ぶ夫、 移動をしなくなった人間たちーー。 テクノロジーの発展は、私たちの未来をどう変えるのか。 世界的なテクノロジーカルチャー誌「WIRED」で連載された、実現可能な技術から想起された7作のSF漫画。AR、VR、MR、人工知能、デジタル・ウェルビーイング、アントロポセンなど、作中キーワードを知るための識者によるコラムも収録。本書のための新作漫画を2作品(40ページ)描き下ろし。 グッバイ・ハロー・ワールド 北村みなみ 1,980円(税込) ◎サイン入り B5変型判 縦227mm 横191mm 厚さ14mm 重さ 365g 176ページ 並製 →北村みなみ 映像作家、アニメーター、イラストレーター。静岡県戸田村(現・沼津市)出身。多摩美術大学造形表現学部卒業。 主に書籍や雑誌の表紙イラスト、MVやNHKの音楽番組「みんなのうた」などのアニメーションを制作している。(Wikipedia (JA)より) →rn press 文芸誌「USO」をはじめとしたエッセイやマンガなどの読み物を出版しています。武蔵境で本屋RIGHT NOW BOOKSTANDも営業中。
-
キャットウォーク
¥2,090
いらない。 お前なんかいらない。 使えないやつはいらない。 低脳はいらない。 弱いやつはいらない。 おどおどしたやつはいらない。 逃げるやつはいらない。 お前はもういらない。 お前みたいなゴミは、 もういらないーー。 生きづらいこの社会に疲れ切った主人公ミロは、あるとき猫の街に迷い込む。猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。毒々しいこの街で、ミロは一人の少女と出会い、自分の中の暴力性・残虐性が剥き出しになっていく。 社会に適合するとは自分を殺すことなのかーー。現代社会で誰もが抱える悩みを、佐々木充彦が美しく繊細なタッチで描く。読んでいると胸が苦しくなる。心をえぐる今夏最大の問題作。小説版と漫画版が一冊に収録された豪華仕様の一冊。 キャットウォーク 佐々木充彦 2,090円(税込) ◎著者サイン本 ◎フォログラムステッカー付き B6判 縦182mm 横128mm 厚さ20mm 重さ 340g 352ページ 並製 →佐々木充彦 1983年福岡県生まれ。 漫画、イラスト、アニメ、デザインのお仕事をしています。 →rn press 文芸誌「USO」をはじめとしたエッセイやマンガなどの読み物を出版しています。武蔵境で本屋RIGHT NOW BOOKSTANDも営業中。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
-
生活綴方出版部/からだが教えてくれた
¥770
SOLD OUT
からだが教えてくれた 『東京の生活史』を読む みやべほの 「本の中に自分を見つける。それが好きな自分でも嫌いな自分でも構わない。その時に響いた言葉は、自分のいまの状態を教えてくれる。」ある日悩んで手に取った『東京の生活史』を読んで、彼女は書きはじめる。読むことで出会った、あの人の話ももこの人の話も。これは自分の物語ではないか。「諦めることと変化することは、おそらく繋がっている。諦めたことで体が緩む。」痛みに人一倍敏感。世の中は嫌なことと苦痛と恐怖がてんこ盛りの世界。私は死ぬまで変わることはないだろう。そう思っていたが書くことによってからだがが変わり始めた。思いがけず出会ってきたひと、耳をかたむけ聞いた言葉。わたしが選び取り、手放してきたもの。諦めるという言葉にこんなに光を当てることができるのは、常に好奇心と明るさを持つ彼女の特権だと思う。 からだが教えてくれた 『東京の生活史』を読む みやべほの 770円(税込) ・版元:三輪舎 ・リソグラフ印刷/中綴じ/38ページ ・A6(文庫版) ・企画・レイアウト:中岡祐介(三輪舎) ・発行・印刷:本屋・生活綴方 →みやべほの 役者/シュルー所属 2012年から絵を描きはじめ2017年に初個展「俳諧日和」開催 →生活綴方出版部 横浜・妙蓮寺の本屋・生活綴方の出版レーベルです。すべてリソグラフ印刷、人力製本。三輪舎が主宰しています。