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over and over
¥2,500
over and over issue02:東アジアとナラティヴ 日常と政治の間に存在する環世界を望み、様々な二元論を中和させていくculture media、over and over magazine。 今日「東アジア」「アジア」は食やファッション、スポーツなどカルチャーをはじめとして多く認知され、時に国籍・人種を超えた連帯も垣間見ることができる。しかし、歴史という改変不可能な事実を目の前に本当に私たちは"連帯"できるのだろうか。アジアというナラティヴの中に生きる人々の声と歴史の中であった選択、できなかった選択、消された選択ー。「東アジアとは何か?」を問いかける一冊。 →Contents ・哲学対話「アジア的」とは何か? ・エッセイ「東アジアとナラティヴ」 - うえまつ ・霜降る荒野で駒は回り続ける interview with SONYO ・7 Nanatural × Yuta ・韓国修学旅行のしおり ・DOKKA vivid 志向する創造の曼荼羅 ・アイヌ文化 触れた物語 触れてこなかった物語・LGBT と病理の歴史・性同一性障害が無くなるまで(畑野とまと) ・今日のアジアの音を聴く ・大学生ジャーナリストのドタバタ東アジア旅行記中村 眞大 over and over issue02:東アジアとナラティヴ 2,500円(税込) A4(210 × 297 mm) 68ページ →Editor saki・sohee 大阪生まれ兵庫育ちの、済州島の血が流れる在日コリアン。大学4年生。日本からアオテアロア・ニュージーランド、そして現在居住する台湾と、拠点を移動しながら渡鳥のような生活を過ごす。 非母国生活を通して移民のマイノリティ性を体感したことを起点とし、教育の構図や言語的支配の歴史に関心を持ちながら、それらと自身の在日コリアンとしてのアイデンティティ・日本における植民地の歴史と現社会問題の関連性に気づき、終わらない脱植民地化について学ぶ。在外投票促進アカウント運用中。主に在日外国籍住民 や入管問題、人種差別に焦点を当てナラティブを広げる。 kai miyaki 北海道函館生まれ札幌育ち。埼玉在住。Editor。幼い頃からアイヌやソーランなどの文化に触れ、転居を機に内地との知識の温度差に気づき始める。大学時代、同級生に自身が好きな韓国カルチャーに対してかけられた差別的な言葉が引き金となり国の国際プロジェクトに参加。日問題だけでなくジェンダーや在日韓国/朝鮮人に関するイシューも知る。ユース団体運営などを経て現在に至る。ライティングや動画編集、Podcast配信などを行う。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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Over vol.04
¥1,760
Over vol.04 特集:クィアを、取り戻す。 「なぁ、彼女いるの?」にはいくつかの違った意味が存在すると思う。この何気ないような問いかけは、挨拶のようでもあって、駆け引きでもある。使うか使わないか、発するか発しないか、気遣うか気遣わないか、気づいているのか、気づいていないのか。 Contents ・映画『エゴイスト』主演 鈴木亮平インタビュー 「浩輔を通じて考えたこと」【インタビュー】 ・映画『エゴイスト」』ポストカードについて(カナイフユキ) ・鈴木亮平と斎藤浩輔(ミヤタ廉) ・その婚姻届のゆくえ(木津毅) ・Lin Jaihang / Ting-Wei.Zheng【写真】 ・北丸雄二×千葉雅也「ゲイ・カルチャーの未来」【対談】 ・同性パートナーシップ制度で我慢すべきなのか?―「婚姻もどき」からの誘惑の罠―(鈴木賢) ・誰が「悪い本」を決めているの?(ティーヌ) ・川野邉修一「ホームパーティーが終わったら」【インタビュー】 ・QUUER KOREA「道をつくる2022」韓国クィアの今、その声のいくつか ・宮田信「チカーノカルチャーとゲイカルチャー、マイノリティという戦術」【インタビュー】 ・「熱狂の中で差別に抗す言葉を待つ」編集後記(矢部真太) ・かみつけのくにとはずがたり 贋作・雨ニモマケズ(BAKU) ・新宿二丁目で亀山郁夫『謎解き『悪霊』』を読む。(ティーヌ) ・小倉東a.k.a.マーガレット「ゲイカルチャーを伝えていくこと、そして女王失踪事件の真相」【インタビュー】 ・プライドパレードにクィアを取り戻す!(畑野とまと) ・「WAIFU」TRANS MARCH AFTER-PARTY (Shinta Yabe)【写真】 ・入って五分で精神崩壊「まぼろし博覧会 」とはなんなのか? ・武田崇元が左翼に喝!民衆の力で統一教会をぶっ潰せ!【インタビュー】 Over vol.04 1,760円(税込) A5(148 × 210mm) 184ページ 発行:オーバーマガジン社 →オーバーマガジン セクシュアル・マイノリティをはじめとした、 社会的少数派が優しい気持ちになり自己肯定できるメディア(場所)をつくりたい。 Overにはそんな想いがあります。 昨今インターネット上では、日々起こる事件やニュースを巡って、さまざまな意見が飛び交っています。ときには、誹謗・中傷に価するような意見が飛び交っている場面もあります。 いったいどうしてそうなるのか。 それは、マイノリティは、自分のバランスを保ちつつ社会性を持つことが至極大変だからではないだろうか。その大変さは、本来、個人の問題ではないはずなのに。 それでも、そんな日々を力強くサバイブしていくには、 まずは正しい知識やまっとうな見解が必要です。 いいね!もシェアもなく、他者の視線を一切感じることがない、 雑誌紙面という静かな時間が流れる旧来型のインターフェイスにて、 各人がサバイブしていくためのエネルギーとなる情報を発信していきたい。 ジェンダー、世代、思想、国境。 そして、自己の壁をも乗り越えていけるような強い力を各人が生み出せるように。 あれもこれも、力強く乗り越えていきましょう! そして、あれもこれも、もうGame Overです。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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Over vol.03
¥1,540
Over vol.03 特集:サヨナラ反知性主義 結婚。 音楽。 憲法。 大阪のおばちゃん。 人生は楽しいことばかりじゃなく、生きづらいこともうんとある。もう少し鈍感にできたら楽なようで、何かが疎かになる気もしてる。いろんな意見があっていい。もっと認め合えたらと考える。 Contents ・「憲法二四条同性婚違憲論」に完全終止符を打つ(鈴木賢) ・結婚の自由はすべての人に(「結婚の自由をすべての人に」北海道訴訟 弁護団 弁護士 皆川洋美) ・森氏の女性蔑視発言、「わきまえる」から浮かび上がる日本の構造 ─ キッチンも変わらない、古いシステムの先 ─ (笹川かおり) ・ハッテン場論はどこへ向かうのか ─ 排除、賛歌、包摂のはざまで ─ (石田仁) ・クンタ・キンテとアンクル・トムと。 ・「トランプ支持派黒人」の根深さはどれくらい? (丸屋九兵衛) ・トランプという災難、トランスの受難 (北丸雄二) ・LGBT と病理の歴史・性同一性障害が無くなるまで(畑野とまと) ・「アンチ」征伐よりも、自分で自分を幸せにする活動をやりましょう(永易至文) Over vol.03 1,540円(税込) A5(148 × 210mm) 183ページ 発行:オーバーマガジン社 →オーバーマガジン セクシュアル・マイノリティをはじめとした、 社会的少数派が優しい気持ちになり自己肯定できるメディア(場所)をつくりたい。 Overにはそんな想いがあります。 昨今インターネット上では、日々起こる事件やニュースを巡って、さまざまな意見が飛び交っています。ときには、誹謗・中傷に価するような意見が飛び交っている場面もあります。 いったいどうしてそうなるのか。 それは、マイノリティは、自分のバランスを保ちつつ社会性を持つことが至極大変だからではないだろうか。その大変さは、本来、個人の問題ではないはずなのに。 それでも、そんな日々を力強くサバイブしていくには、 まずは正しい知識やまっとうな見解が必要です。 いいね!もシェアもなく、他者の視線を一切感じることがない、 雑誌紙面という静かな時間が流れる旧来型のインターフェイスにて、 各人がサバイブしていくためのエネルギーとなる情報を発信していきたい。 ジェンダー、世代、思想、国境。 そして、自己の壁をも乗り越えていけるような強い力を各人が生み出せるように。 あれもこれも、力強く乗り越えていきましょう! そして、あれもこれも、もうGame Overです。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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Over vol.02
¥1,430
Over vol.02 特集:後進国ニッポンのワタシ ココロの傷は、なんでもないように思われるようなことから、広がって化膿してしまうのだと思われるのです。デリカシー。人のココロは思いの外繊細なもののようです。もう少し想像することで傷は深まらないかもしれない。 Contents ・差別が差別と認識されない国に生きてきて(岡野八代) ・日本はトランジェンダーの「後進国」なのか?(三橋順子) ・日本のLGBT+と婚姻平等化という課題(鈴木賢) ・レズビアン小説を書くならエロスが必要か問題(李琴峰) ・「選択的夫婦別姓」という選択肢。旧来の家制度からの解放と、社会を変える覚悟について。(笹川かおり) ・いわゆる〈ラッシュ〉を指定薬物として規制する在り方を問う裁判について(根岸英之) ・編集後記 〝昭和のオカマ〟は滅びゆく恐竜なのか Over vol.02 1,430円(税込) A5(148 × 210mm) 174ページ 発行:オーバーマガジン社 →オーバーマガジン セクシュアル・マイノリティをはじめとした、 社会的少数派が優しい気持ちになり自己肯定できるメディア(場所)をつくりたい。 Overにはそんな想いがあります。 昨今インターネット上では、日々起こる事件やニュースを巡って、さまざまな意見が飛び交っています。ときには、誹謗・中傷に価するような意見が飛び交っている場面もあります。 いったいどうしてそうなるのか。 それは、マイノリティは、自分のバランスを保ちつつ社会性を持つことが至極大変だからではないだろうか。その大変さは、本来、個人の問題ではないはずなのに。 それでも、そんな日々を力強くサバイブしていくには、 まずは正しい知識やまっとうな見解が必要です。 いいね!もシェアもなく、他者の視線を一切感じることがない、 雑誌紙面という静かな時間が流れる旧来型のインターフェイスにて、 各人がサバイブしていくためのエネルギーとなる情報を発信していきたい。 ジェンダー、世代、思想、国境。 そして、自己の壁をも乗り越えていけるような強い力を各人が生み出せるように。 あれもこれも、力強く乗り越えていきましょう! そして、あれもこれも、もうGame Overです。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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Over vol.01
¥1,320
Over vol.01 創刊号の特集は SroneWall50_人権!差別!LGBT! 豪華な執筆陣による寄稿文とインタビュー記事で、LGBTの権利回復・尊厳回復運動の歴史に迫り、これから我々がなにをすべきかを考えていきます。 2018年7月27日、自民党本部前に5,000人の群衆がいた。言うまでもなく「0727 杉田水脈の議員辞職を求める自民党本部前抗議」である。 それは日本のストーンウォールだった。 日本のLGBTQ+と、それに連帯するマイノリティ。 またマイにノリティではない人たちが蜂起した日。 ストーンウォールとは、ストーンウォールの反乱とも呼ばれ1969年6月28日に、ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」を中心に起こった暴動のことで、映画にもなっている。世界にはさまざまな思想があってよいと思うし、その思いの上で人生があるものだとも想像する。ただその思いを伝える方法によっては自分以外の誰かを傷つけることにもなる。特に背景に政治があると傷つけるだけでは治らない事件へと結びつくことがある。 Contents ・北丸雄二:作用と反作用の長き派手やかな道―ストーンウォール五十周年(上) ・畑野とまと:ストーンウォールの真実 ・菅野恒平:ニューヨークで起こったこと ・鈴木賢:LGBT+の生きづらさの根源にあるもの ・笹川かおり:「家族のかたち」から考える、連帯の広がり ・小倉東a・k・a・ドラァグクイーン・マーガレット:ドラァグクイーンであることは政治的であること ・木津毅:ポップとアートが世界を動かす ・金相佑・潟見陽:QUEER KOREA ・カナイフユキ:GAME OVER ・井上洋士:「新時代」を迎えているHIVと「U =U」という「新常識」 ・八尋遥:LGBTユースの居場所づくりの現場から ・木津毅:クィアに先鋭化するエレクトロニック・ミュージック ・タキタリエ:「gossip でゴシップ」始まりなのに「OVER」とはこれいかに ・相川千尋:それでもやっぱり、言葉で救われる ・ティーヌ:新宿二丁目で『台湾俳句歳時記』を読む。 ・butaji:誰かの愛の歌があなたに届くとき ・編集後記:LGBT界のブルーズブラザーズとよばれて Over vol.01 1,320円(税込) A5(148 × 210mm) 141ページ 発行:オーバーマガジン社 →オーバーマガジン セクシュアル・マイノリティをはじめとした、 社会的少数派が優しい気持ちになり自己肯定できるメディア(場所)をつくりたい。 Overにはそんな想いがあります。 昨今インターネット上では、日々起こる事件やニュースを巡って、さまざまな意見が飛び交っています。ときには、誹謗・中傷に価するような意見が飛び交っている場面もあります。 いったいどうしてそうなるのか。 それは、マイノリティは、自分のバランスを保ちつつ社会性を持つことが至極大変だからではないだろうか。その大変さは、本来、個人の問題ではないはずなのに。 それでも、そんな日々を力強くサバイブしていくには、 まずは正しい知識やまっとうな見解が必要です。 いいね!もシェアもなく、他者の視線を一切感じることがない、 雑誌紙面という静かな時間が流れる旧来型のインターフェイスにて、 各人がサバイブしていくためのエネルギーとなる情報を発信していきたい。 ジェンダー、世代、思想、国境。 そして、自己の壁をも乗り越えていけるような強い力を各人が生み出せるように。 あれもこれも、力強く乗り越えていきましょう! そして、あれもこれも、もうGame Overです。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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animals
¥900
animals hashiguchi mai イラストレーターhashiguri maiのイラストZINE ユニークな動物たちのイラストレーションをリソグラフで印刷。リソの蛍光色が、アニマルたちをサイヤ人のようにパワー全開にしています。幻想とリアルの空間をポップな劇画的に演出。そもそも動物たちが妄想的。なんじゃコラ的な可愛さとハッピー満載のZINE。 hashiguchi animals mini 900円(税込) 判型:A5サイズ(148 × 210mm) 項数:20ページ ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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animals mini
¥700
SOLD OUT
animals mini hashiguchi mai イラストレーターhashiguri maiの初めてのイラストZINE ユニークな動物たちのイラストレーションをトレーシングペーパーでプリント。次のページが透けた感じが予告のようで、見ているページの地紋のようで、幻想とリアルの空間を表現しています。そもそも動物たちが妄想的。なんじゃコラ的な可愛さ満載のミニZINE。 カバーはオレンジとグリーンの2種あるよ。 hashiguchi mai animals mini 700円(税込) ※オンライン手数料含む 判型:105 × 73mm 項数:36ページ カバー:色画用紙 本文:トレーシングペーパー ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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夜の木 第12版
¥3,960
SOLD OUT
夜の木 第12版 The Night Life of Trees 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドタラブックスの絵本『The Night Life of Trees』の日本語版。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました。まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。 夜の木 第12版 シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都 訳 3,960円(税込) 印刷:シルクスクリーン 判型:350 × 230 ㎜ 項数:40ページ 出版:タラブックス(インド) 発行:タムラ堂 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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太陽と月
¥3,630
太陽と月 Sun and Moon 10人のアーティストによるインドの 民族の物語 「この世は 昼と夜で できている。太陽があり 月がある。」 10人のインドの先住民族の代表的なアーティストが、それぞれの民族に伝わる物語をもとに太陽と月を描いた画期的な絵本。見開きごとに太陽と月が、独特の民俗画のスタイルで丁寧にのびやかに描かれています。 私たちの日々の暮らしの中で当たり前のように存在している「太陽」と「月」。昔から人々は、そこに神の存在や象徴的な意味を見出してきた。そのような世界観、宇宙観が、今、美しいハンドメイド絵本として私たちの目の前に差し出された。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました。まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。 太陽と月 第4版 青木恵都 訳 3,630円(税込) 印刷:シルクスクリーン 判型:260 × 290 ㎜ 出版:タラブックス(インド) 発行:タムラ堂 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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雪がふっている
¥1,100
雪がふっている IT LOOKS LIKE SNOW この小さな本を開くと、何もない真っ白なページ。 最初のページの下の方にこんな一行が。 「見てごらん 雪がふっている」 目をこらすと、白いページの中に、雪の降りしきる風景が・・・。 そしてページを繰っていくと、北国の暮らしが見えてくるはずです。 絵のない、空想する絵本。 手のひらに収まる小さな白いページの中で、 心がどこまでもどんどん広がっていく、 そんな喜びを感じさせてくれる特別な「絵本」です。 活版(亜鉛凸版)印刷。柔らかい手触りの本文紙。 手縫い製本。半透明のスリーブ・ケース入り。 真っ白な雪の世界と呼応する繊細で美しい造本です。 雪がふっている レミー・シャーリップ 青木恵都 訳 スリーブ・ケース入り 1,100円(税込) 装丁・デザイン:セキユリヲ 印刷:活版(亜鉛凸版)印刷 判型:110 × 140 ㎜ 発行:タムラ堂 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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ファッションスナップの向こう側 #2
¥1,500
ファッションスナップの向こう側 2022 美術家 諸橋拓実と、写真家 馮意欣による、 くだらなくも大真面目な非ファッションZINEの第2弾。 ファッションを否定すると、すぐ嫌われます。 布なのに。 僕たちはただの布を否定しただけなのに、 その人個人を否定したことになってしまう。 なぜでしょう。 洋服なんてただの布です。 服装がその人の全てではないはずです。 暖かいか涼しいか、 大事な部分が隠されているか晒されているか。 それだけでいいのではないでしょうか。 ということで、 オシャレな人より目立ってみました。 オシャレな雑誌に選ばれて、 浮かれた微笑みでポーズをとる、 街のおしゃれな人たちの向こう側に居る人。 これは、彼らのポートレートであり、 僕のファッションスナップです。 ファッションスナップの向こう側 #2 諸橋拓実と馮意欣 1,500円(税込) 判型:A4・210 × 297mm 項数:32ページ →諸橋拓実 1989年生まれ。魚座。あまり知られていないが、グラフィックデザイナーとして活動している。その傍ら、美術家として「ストリート板前」(2011)や「大平民」(2012)などの作品を発表するが、あまり知られていない。シルクスクリーンのワークショップをThrillerという名で行っている。だがあまり知られていない。 →馮 意欣/Yikin HYO 幼少期を上海で過ごした後、帰国。大学在学中に写真と映像を独学で学び、2013年から東京蔵前のNui. HOSTEL & BAR LOUNGEを拠点に活動を始める。2016年1月より独立。映像、写真、デザインを軸に短期的な消費型広告ではなく、資産になる中長期的なブランドイメージの構築を、クリエイティブディレクション、ビジュアルコミュニケーション、アウトプットまで一貫して行う。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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ファッションスナップの向こう側 #1
¥1,500
SOLD OUT
ファッションスナップの向こう側 2017 美術家 諸橋拓実と、写真家 馮意欣による、 くだらなくも大真面目な非ファッションZINE。 ファッションを否定すると、すぐ嫌われます。 布なのに。 僕たちはただの布を否定しただけなのに、 その人個人を否定したことになってしまう。 なぜでしょう。 洋服なんてただの布です。 服装がその人の全てではないはずです。 暖かいか涼しいか、 大事な部分が隠されているか晒されているか。 それだけでいいのではないでしょうか。 ということで、 オシャレな人より目立ってみました。 オシャレな雑誌に選ばれて、 浮かれた微笑みでポーズをとる、 街のおしゃれな人たちの向こう側に居る人。 これは、彼らのポートレートであり、 僕のファッションスナップです。 ファッションスナップの向こう側 #1 諸橋拓実と馮意欣 1,500円(税込) 判型:A4・210 × 297mm 項数:28ページ →諸橋拓実 1989年生まれ。魚座。あまり知られていないが、グラフィックデザイナーとして活動している。その傍ら、美術家として「ストリート板前」(2011)や「大平民」(2012)などの作品を発表するが、あまり知られていない。シルクスクリーンのワークショップをThrillerという名で行っている。だがあまり知られていない。 →馮 意欣/Yikin HYO 幼少期を上海で過ごした後、帰国。大学在学中に写真と映像を独学で学び、2013年から東京蔵前のNui. HOSTEL & BAR LOUNGEを拠点に活動を始める。2016年1月より独立。映像、写真、デザインを軸に短期的な消費型広告ではなく、資産になる中長期的なブランドイメージの構築を、クリエイティブディレクション、ビジュアルコミュニケーション、アウトプットまで一貫して行う。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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SUNNY BOY BOOKS/OHAYO【再入荷】
¥2,200
SOLD OUT
OHAYO/パラパラブック イラストレーター・Mogu Takahashiによるパラパラブック。ボックスの中に「SUNNY」「YUMMY」「THANK YOU」のテーマで描かれた3種類のパラパラ冊子を収録。めくって現れるアニメーションの力の抜けた線とストーリー展開に子どもも大人も開くたび笑顔に。 OHAYO Mogu Takahashi 2,200円(税込) W60mm×H87mm×D28mm 3冊セット(専用ボックス付) 制作・デザイン: SUNNY BOY THINGS →Mogu Takahashi |モグ タカハシ 1984年 東京うまれ 広告・雑誌・アパレルブランドへのアートワーク提供など、国内外で幅広く活動をおこなっているアーティスト。NHK Eテレ「ノージーのひらめき工房」テーマ曲アニメーションイラスト、アパレルブランド Né-netとのコラボレーション、スウェーデンのライフスタイルブランドFine Little Day のキッズプロダクト製作などがある。 →SUNNY BOY BOOKS 東横線、学芸大学駅にほど近い住宅地にある小さな本屋です。 企画する展示に合わせて小規模ながら本の制作、発行もしています。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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LONG WAY HOME
¥2,240
カナイフユキ作品集 LONG WAY HOME 作品の魅力のみならず、zineやSNSでの発言でも注目される カナイフユキが過去発表してきたzine『HOME』(2015)、『WAY』(2016)、『LONG』(2017)の3部作に加筆修正を加えまとめた一冊。 テキスト、イラスト、コミック、3つの要素を使い分け、様々なカルチャーをサンプリングしながら、個が発信することの意味を投げかけます。 著者の現時点での集大成ともいえる内容。 カナイフユキ作品集 LONG WAY HOME 2,240円(税込) ・判型:H257mm×W168mm(専用ビニールカバー付) ・テキスト&イラスト冊子_58p ・コミック冊子_78p(2冊組) ・ポスター付 ・解説:西山敦子、野中モモ ・制作・デザイン: SUNNY BOY THINGS ・発行: SUNNY BOY BOOKS カナイフユキ 1988年長野県生まれ。 イラストレーター・コミック作家として雑誌や書籍に作品を提供する傍ら、 自身の経験を基にしたテキスト作品やコミックなどをまとめたzineの創作を行う。 作品集『LONG WAY HOME』『ゆっくりと届く祈り』が発売中。 【配送方法について】 ◎レターパックライト サイズ:340×248mm/厚み3cm以上可能 重量:4kg以内 郵便受けへお届け ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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タダジュン/Dear, THUMB BOOK PRESS
¥2,420
タダジュン Dear, THUMB BOOK PRESS イラストレーター、銅版画家として活躍するタダジュン初作品集。 架空のプライヴェート・プレス<THUMB BOOK PRESS>を主宰していたサムという実在しない人物になりきり、サムが愛した古典的海外小説の装画20点をタダジュン(=サム)が手がけ、柴田元幸や管啓次郎、小野正嗣ら12名の寄稿者により語られるサムを通して彼があたかも実在したかのように展開される図録的一冊です。 ちょっとした空想からはじまって、サムの物語に取りつかれた大人たちが彼に敬意を込めて作った一冊、数年ぶりの増刷となりました。 タダジュンさんの素晴らしい作品たちはもちろんのこと、作り手、書き手たちの楽しさやわくわくとともにひとりでも多くの方にサムの仕事をみていただけますように。 Dear, THUMB BOOK PRESS タダジュン 2,420円(税込) 判型:229mm×154mm 項数:72ページ 発行:SUNNY BOY BOOKS ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.3
¥1,100
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.3 特集:本と街 世界でいちばんといわれる本の街ですら、永遠とはいえないこの頃。本が街にもたらす影響は、時とともに移ろい、所によって転じます。けれども、いつの時代も変わらないのは、本を愛する人がいる街にはふと足を止めたくなるような灯りがぽっとともっているということ。本と街の新しいありようを探して、6つの街めぐり。 本のある場所とは・・・ コンテンツ 02 特集01 本と街 04 神保町 たったひとりのための本を売る街 14 国分寺 半径5メートルでの本づくり 17 鎌倉 本・街・ひとをつなげる 18 横浜 やさしい絵本で街づくり 20 金沢 亀の歩みで、信じた本だけ 21 インド・チェンナイ 本のよさを改めて感じるハンドメイド本/タラブックス 22 特集02 篇の詩のために、文字をつくる 28 工場探訪 美しい印刷を求めて1%にこだわる ほか 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4 本と街 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:40ページ 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4
¥1,100
SOLD OUT
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4 特集:本を編む 一冊の本はどんどのように生み出されていくのでしょうか? 本づくりを考えるうえで、欠かすことのできない中身をつくり上げる仕事、「編集」について掘り下げつ号です。 コンテンツ 02 一篇の詩のために、文字をつくる【完結編】 谷川俊太郎詩集『私たちの文字』ができました 10 特集 『本をつくる』を、つくる インタビュー・編集者 永岡 綾さん 12 『本をつくる』と写真 13 『本をつくる』とデザイン 14 編集者対談 河出書房新社 高野麻由子さん × 編集者 永岡 綾さん 20 工場探訪 艶めく箔を、ひとつひとつ ほか 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.4 本を編む 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:36ページ 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.5
¥1,100
SOLD OUT
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.5 特集:校正とは 「校正」という言葉を国語辞典で引いてみると、 校正刷りと原稿を照合し、文字の誤り・体裁・色調などを正すこととありますが 本当にそれだけでしょうか? コンテンツ 02 特集 校正とは インタビュー・校正者 牟田郁子さん 10 特別寄稿 烏有書林 上田 宙さん 15 工場探訪 竹、ここにあり 18 連載 上島松男物語 その1 ほか 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.5 校正とは 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:32ページ 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.6
¥1,100
SOLD OUT
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.6 特集:本という浪漫 本の内から立ちのぼる薫りをとらまえた像。線と線の間からじわりとにじむ手の痕跡。美術家・望月通陽さんの装丁は、目にした刹那、わたしたちのこころを射抜き、読了後、その余韻にしみじみと寄り添います。本ととともに生きてきた望月さんにとって、装丁とは何か、本とは何か。 これらの問いの先に見えたのは、浪漫でした。 コンテンツ 02 特集 本という浪漫 ―美術家・望月通陽さんの装丁 04 手のひらに近い本 12 限定本秀作集 15 工場探訪 たかが線、されど線 18 連載 上島松男物語 ほか 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.6 本という浪漫 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:32ページ 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.7
¥1,100
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.7 特集:本のある場所 あなたが暮らす街の図書館、時折立ち寄る本屋さん、隠れ家みたいなブックカフェ。そこで過ごす静寂と高揚の入り混じった時間は、あなたが世界と交わるひととき。 本のある場所とは・・・ コンテンツ 02 特集 本のある場所 04 ようこそ、本づくり文庫へ 06 本づくり文庫 蔵書紹介 10 平賀研也さんインタビュー 16 工場探訪 ただひとつの革 18 連載 上島松男物語 その3 ほか 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.7 本のある場所 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:32ページ 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.8
¥1,100
BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.8 特集:本が届くまでの物語 巻頭インタビュー ビーナイス杉田龍彦氏の『本と出会う”奇跡” ビーナイスの本』 本をつくることはもちろん、本を届けることのプロフェッショナルから、本を売るとはどういうことなのか。「ひとり出版社」として制作から販売まで、どうやって本を届ける力を培ってきたのか、その試行錯誤の歴史をインタビュー。 ほかコンテンツ インタビュー 小説家 ほしおさなえ『本を問う』 工場探訪 「活字の景色」活版印刷・嘉瑞工房を訪ねて 連載 上島松男物語 その4 本づくり協会会報誌 BOOK ARTS AND CRAFTS VOL.8 本が届くまでの物語 活版印刷しおり付き*美篶堂手製本 1,100円(税込) 判型:A5 項数:32ページ 用紙協力:竹尾 ・表紙の紙:みやぎぬ/色:たちばな ・本文の紙:タブロ ・栞の紙:NT ほそおりGA 色 ひまわり 編集:永岡綾 写真:高見知香 デザイン:守屋史世 印刷協力:山田写真製版所 活版印刷協力(栞):嘉瑞工房 製本協力:美篶堂 発行:本づくり協会 →本づくり協会会報誌 本づくり学校の運営サポートを中心に、本づくりの技術と文化の普及・啓蒙につながるワークショップイベントを開催している「本づくり協会」が年1回発行する会報誌。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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NEUTRAL COLORS/Vanishing Workflows 第2版
¥6,600
Vanishing Workflows 第2版 グザヴィエ・アンティン NEUTRAL COLORS エルメス・シンガポールで開催されたフランス人アーティスト、Xavier Antinの展覧会をもとに制作された作品集。初版の版元は、シンガポールの〈Temporary Press〉。グラフィックデザイナーのGideonとプロダクトデザイナーのJamieからなるユニット。彼らと雑誌NEUTRAL COLORSの誌面を通して交流したNC編集部が、第2版の印刷依頼を受けて共同出版。初版の印刷美をニュー・カラーで再表現し、2023年の東京アートブックフェアで発表された作品集。 Vanishing Workflows 第2版 グザヴィエ・アンティン Vanishing Workflows 2nd Edition Xavier Antin 6,600円(税込) 印刷:リソグラフ 判型:208 × 290 × 5㎜ 項数:56ページ 発行:NEUTRAL COLORS →版元コメント エルメス・シンガポールで開催されたフランス人アーティスト、Xavier Antinの展覧会をもとに制作された。会場には映像によって歪められた花を印刷した巨大な布が吊り下げられている。複数の布が分割する空間に2つの立体が佇む。一方は花瓶に活けられた色鮮やかな花束で、もう一方はビットコインのマイニングマシーンである。マシーンは毎日同じ時間に起動し、自動的にビットコインをマイニングする。その間、花は現実の時間に抗えず朽ちていく。機械は獲得した資金をもとに、地元の花屋へ自動で発注を行い、枯れた花は新たに届く花と交換される。 静かに作動する2つのサイクルを、デザイナーのGideonは出版物の形で可視化した。Xavierの作品がメディアを横断する際に生む歪みに対応すべく、色彩はオリジナルから歪めて印刷されている。一般的なCMYKを避け、Temporary Press所有の限られた色の中から選択された。現実の複製を目的として整備された4色を放棄し、手持ちの道具で異なる色空間を立ち上げる。下部には撮影された日付と時間、ビットコインのレートが記載されている。枯れゆく花の推移は再配置された色によってすぐに理解できるものではない。つまり本書は展覧会の説明や補足ではなく、あくまで「本」という物質的条件や経済性をもとに、メディア固有のオブジェクトとして、作品と同じく自律している。 【NEUTRAL COLORS{NC}】 ニュー・カラーは編集者、加藤直徳が主宰するインディペンデントな出版社。雑誌、絵本、ドキュメンタリー&小説、写真集を出版する。企画、編集、製作、印刷、製本、営業までを一貫して行い、まだ世に出ていない才能を揺り起こして、大量生産では不可能なオルタナティブなアプローチで本づくりを実践している。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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アイヌもやもや
¥1,760
アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。 民族的マイノリティ、アイヌを取りまく「もやもや」の正体にせまります。 アイヌのまわりにはいつも、言葉にしにくい「もやもや」がついてまわる 日本の民族的マイノリティであるアイヌ。『ゴールデンカムイ』の人気などで、その文化や伝統への関心は高まっています。しかし、アイヌがかかえる差別や生きづらさなどにはまだスポットライトが当たっていないのが現実です。非アイヌのなかには、「とても重要そうなことだけど、正面から議論するには勇気がいる」「深く考えたいと思っても、漠然とした知識しかないので難しい」。このような感覚をもつ人も多いのではないでしょうか。このように、アイヌにまつわることには、つねに言葉にしにくい「もやもや」がついてまわります。こうした気分を表すのが「アイヌもやもや」という言葉です。 「もやもや」の正体をさぐった先にあったもの アイヌをとりまく「もやもや」は、一体何なのでしょうか? その正体を探るべく、自身もアイヌとしてのルーツをもつ北原モコットゥナシが、さまざまな視点から解説していきます。無知・無理解や差別の構造、そしてマイノリティとマジョリティの関係など、アイヌもやもやについて考えていくと、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティに重なる部分も見えてきます。 アイヌが感じている「もやもや」を、田房永子が漫画で表現! 母からの過干渉への葛藤や男性を中心に回る社会への疎外感を、鋭い視点でユーモアをもって描いてきた田房永子。本書では、アイヌが日常のなかで出会うさまざまな「もやもや」を田房氏の手によって漫画化しています。マジョリティに優位な社会の仕組みや、まわりからの無理解で、まるで虚を衝かれたような感覚に陥る瞬間など、漫画を通して感覚的に共有することができます。 Contents ・「憲法二四条同性婚違憲論」に完全終止符を打つ(鈴木賢) ・結婚の自由はすべての人に(「結婚の自由をすべての人に」北海道訴訟 弁護団 弁護士 皆川洋美) ・森氏の女性蔑視発言、「わきまえる」から浮かび上がる日本の構造 ─ キッチンも変わらない、古いシステムの先 ─ (笹川かおり) ・ハッテン場論はどこへ向かうのか ─ 排除、賛歌、包摂のはざまで ─ (石田仁) ・クンタ・キンテとアンクル・トムと。 ・「トランプ支持派黒人」の根深さはどれくらい? (丸屋九兵衛) ・トランプという災難、トランスの受難 (北丸雄二) ・LGBT と病理の歴史・性同一性障害が無くなるまで(畑野とまと) ・「アンチ」征伐よりも、自分で自分を幸せにする活動をやりましょう(永易至文) アイヌもやもや 1,760円(税込) 著:北原モコットゥナシ 漫画:田房永子 デザイン:倉科明敏(T.デザイン室) 仕様:四六判(130×188mm)180ページ 印刷・製本:株式会社シナノ 発行:303BOOKS →著者プロフィール ・著:北原モコットゥナシ 1976年東京都杉並区生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授。アイヌ民族組織「関東ウタリ会」の結成に両親が関わったことで、文化復興や復権運動をはだで感じながら育つ。13歳のころ、北海道に暮らす祖母、小田トーニンテマハの影響でアイヌ語樺太方言や樺太アイヌの文化に関心をもつ。和名は北原次郎太。著書に『アイヌの祭具 イナウの研究』(北大出版会)『ミンタㇻ1 アイヌ民族27の昔話』(小笠原小夜氏と共著、北海道新聞社)など。 ・漫画:田房永子 1978年東京都千代田区生まれ。漫画家、エッセイスト。2001年、アックスマンガ新人賞佳作受賞。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を2012年に発行。大きな反響を呼ぶ。他にも『キレる私をやめたい』(竹書房)、『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(上野千鶴子氏と共著、大和書房)など著書多数。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。
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Gaito Suzuki/BERLIN FILM
¥1,200
SOLD OUT
BERLIN FILM Gaito Suzuki 何かを機に、再び各々の人生が始まっていく。 いつでも人がいる場所ば無くなっていく。 大学にくれば見えた見慣れた顔も、聞き慣れた声も理由がないと見えないし聞けなくなる。この先一生会わなくなる人だっているかもしれない。だから、そんな切なくて儚い世界と友達に向けて何か残したいと思った。 手紙とか贈り物って、一方的だけど相手と自分が存在していたことを確かにこの時代にこの瞬間に残す為にあると思う。誰かに全力で向け差し出した何かに、相手と作り上げてきた個々の物語を添えれば半永久的に残るのではないだろうか。 重たいかもしれないが、もし良かったら受け取って欲しいと思う。 The only thing that stops this time is photography. I'm saving this moment for the future. I just want to stop this moment. Maybe these beautiful, special photos are a time machine. I remember that person and that place. In the fading memories, many things remain. The memories that make up me are accumulating. The moment when the time and space in which we all live and the lines of our world coincidentally overlap. That's what makes me who I am today. Every day that goes by before you know it. Memories that I can hear voices. It seems I've traveled a long way. To go somewhere far away. So that when someone else comes here. So that I can be here. When I come here. So that someone else can be here. For the time to move forward without stopping. This is the proof of my life. 大学生活の一部161日間、2023年3月23日〜8月30日まで。東京から遠く8,910kmほど離れた都市ベルリンで過ごした日々を、友人たちに贈るためのZINEにまとめた一冊。 Gaito Suzuki BERLIN FILM 1,200円(税込) B6(182mm×128mm) 40ページ 写真・文章・編集:Gaito Suzuki/Daichi 協力:SUT →Gaito Suzuki 東京生まれ。武蔵野美術大学在学。現在は交換留学生としてベルリン芸術大学に在学中。「同類を探し救う」ことをテーマに、インスタレーションやジェネラティブアート、インタラクティブアート、ソーシャルデザインなど多岐に渡る制作を通して、「同類が新たに作り出す価値の環境作り」についてを研究。 ※掲載商品は店頭でも販売されています。ご注文のタイミングにより品切れの可能性もありますので、その場合はご連絡いたします。