小さな泊まれる出版社
【発行元コメント】
この本では、真鶴との出会いから始まり、二〇一七年一月から始まった「真鶴出版2号店」をつくる物語を中心に掲載しています。小さな町にある、木造二階建ての小さな家。その家を同世代の建築家トミトアーキテクチャ(以下トミト)と、地元の職人チームと協力して改修した話です。
真鶴出版を進めるにあたっては、たくさんの本や雑誌を参考にしました。それでもまだ地方での仕事づくりに関する情報は少ないと思います。これらの過程で私たちが何を考え、どうつくったのか。予算やスケジュールなどなるべくリアルな情報も載せました。
そしてそこから見えてきた可能性を「小さな町で見つけた未来」としてまとめました。これらの話は、地方での仕事づくりでの話に留まらず、新しいローカルメディアのカタチを模索する話でもあり、これからの建築についての話でもあります。トミトと取り組んだこの一連の取り組みは、地域の自治的な活動を支援する「LOCAL REPUBLIC AWARD 2019」において、最優秀賞を受賞することができました。
この本が、同じように地方で仕事に取り組んでいる人たちはもちろん、これからどうやって生きるか悩んでいる人たちに寄り添い、一緒に併走するものになれば幸いです。
(「はじめに」より)
小さな泊まれる出版社
2,860円(税込)
A5変形(150 × 190 × 15 mm)
176ページ
発売:真鶴出版
真鶴出版/泊まれる出版社
神奈川県足柄下郡真鶴町岩217/宿泊可能日:金〜火
真鶴出版は、真鶴の情報を発信しながら、実際に来てくれた人を宿へ受け入れる「泊まれる出版社」を営んでいます。
宿泊ゲストには、1〜2時間一緒に町を案内する「町歩き」をつけているのが特徴です。
普通に来ただけではわからない真鶴の魅力や、町民の紹介を行っています。
町歩きの中で誰に出会うかは、もちろんその時々で変わります。
でも不思議と、そのゲストに合った町民に出会うことが多いです。
さらにディープな真鶴を堪能したい方は、町の酒屋での「角打ち(酒屋での立ち飲み)」もおすすめ。
一度来るとまた帰ってきたくなる、そんな体験ができるはずです。
【ご注意】
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