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家はガムテープで直せる
郊外の住宅地。
そこには驚くべき光景がときに見つかる。
【作者コメント】
新作の仕様は段ボールです。
ページはバラバラです。
順番などは特にありませんので、見終わったら適当に収納してください。
開ける際はご注意して開封してください。
『家はガムテープで直せる』は、私が8年間、東京郊外の雑然とした裏通りで配達員として働いていたときの記録集である。
ガムテープの貼られた家、廃棄された自動販売機からはみ出したマネキンの頭、たくさんの空き缶で飾られた自転車........配達中に見つけたこれらの奇妙なものは、壊れているように見え、間違っているように見え、不安定であるに見える。
型破りなモノや慣習は、私たちに”既成の見方を修正する/捉え直ず”機会を与えてくれる。しかし、そのような理屈をつけても、写真には写らない住人やその境遇の多くは未知のままであり、私たちの想像の中にしか存在しない。彼らの創作物に込められたオープンエンドなエゴと観念は未知であり、少なくとも私には手の届かないところにある。
ーー本書より
家はガムテープで直せる
前川光平
3,500円(税込)
限定150部
撮影&テキスト:前川光平
出版:私家版
サイズ:290×205mm
33枚+ L判オリジナルプリント
低耐久ハードカバー
英・日文テキスト
33sheets + 1print
21.0 × 29.7 cm
Clip bound, Cardboard cover
self-published in 2024
前川光平/Kohei Maekawa
1993年東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科を中退
これまでに金村修、海原力、マグナム・フォト(ラファル・ミラフ&アニア・ナレツカ=ミラフ)のWSに参加。
ピザ配達の仕事中に見つけた奇妙な建築物を記録した写真シリーズ『Yard』が、「ヤング・ポートフォリオ2020」に初入選し、その後3年連続で選出。同作より26点が清里フォトアートミュージアムに収蔵されている。2023年にはPITCH GRANT(日本)のファイナリストに、2025年にはMAST(イタリア)にノミネート。同年、イギリスの写真雑誌「Ones to Watch 2025」(British Journal of Photography発行)にて、世界の注目すべき若手写真家15名のひとりとして紹介される。
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