収納され続ける収納
生活者のデザイン史
【発行元コメント】
桑沢デザイン研究所で
デザイン史を教える著者がつむぐ「収納」の歴史
誰もがあたりまえに行っている行為「収納」。おもに住まいに関する収納を取り上げた書籍や雑誌の刊行はあとをたちません。
なぜ収納の話題は尽きないのか。また、どうして私たちは物をどうにか収納しようとし続けるのか。
本書では、「住まいにおける収納がどのように語られてきたか」をテーマに、収納の歴史を3つの章と10のパートにわけて編成しています。私たちになじみのある現代から、過去にさかのぼるかたちで、時代ごとに変わっていく収納の意味や、それらがあらわれた文脈を、ことばを手がかりに取り上げます。
私たちは日々、デザインの所産である物を住まいのどこかに置いたり、隠したり、飾ったり、ときにはそのための収納用品を自らつくったりして、生活をかたちづくっています。収納の歴史は、名もなき人々のデザインの歴史でもあるのです。
【あらすじ】
倒産寸前の老舗鋳造会社「片山鋳造」は、謎のコンサルティング会社のサポートのもと、起死回生の一手としてマーケティング室を創設する。マーケティングに詳しいメンバーが誰もいない中、独自のマーケティング理論を持つ学生、遥をインターンとして受け入れたことで状況が変わり始める。彼女の講義を通して、マーケティングの真の役割を理解したマーケティング室のメンバーは、周りで巻き起こる様々な出来事にも対応していく。片山鋳造復活のカギ、新商品の開発は果たして成功するのか…?
【本書のポイント】
・全編が物語形式で没入しやすく、専門用語を極力用いていないので内容を理解しやすい
・カバー全面にイラストを採用し、親しみやすいデザインに。図版も豊富
売れない世界で選ばれ続ける「仕組み」を作る方法
2,090 円(税込)
著者:北田聖子
デザイン・イラスト:紺野達也
仕様:四六判(122 × 188 × 20mm)・並製・ 240ページ
出版:雷鳥社
→北田聖子
1975年大阪府生まれ。博士(美術)。日本学術振興会特別研究員(DC2,PD)、関西の専門学校や大学・大学院での非常勤講師を経て、2011年に専門学校桑沢デザイン研究所専任教員着任。同校でデザインに関わる教養科目群を運営するデザイン学分野に所属し、デザイン史や、デザインの発想、提案に必要な文章の読み書きの授業を担当。
個人の研究活動で、デザイン史研究の射程を探るべく「規格化・標準化」や「収納」「片づけ」というテーマに取り組んでいる。
【ご注意】
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