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林丈二／写・人・真〜エハガキの愉しみ2〜

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写・人・真〜エハガキの愉しみ2〜

著者：林丈二
出版：J.Books

判型：A5サイズ
頁数：52ページ

「写・人・真」とは、
単に一枚の写真の中に、
その人の「何か」が映っているから。

＊著者コメント
おそらくこの冊子で紹介した方々のほとんどは亡くなって、この世には在籍していないと思いますが、その時代に取られた「一瞬」は、今のこの時代にそままタイムスリップして、偶然、この私とであいました。これはご縁というものです。映っている方々にとってはご迷惑かもしれませんが、私は写真の中の「あなた」と、ちょっと話がしたいと思って、こういう形で今の世の中に引っ張り出してしまいました。もしかすると、かなり見当違いなことを言うかもしれませんが、百年後の若造の若気の至りとうことで、どうかご容赦ねがいます。

人は形としてはこの世から姿を消しますが、「写真」は残ります。百年の時空を超えた会話を楽しむのは、なかなか骨が折れますが、痛快な試みです。そういう会話を、これをご覧になる「あなた」も楽しんでください。

＊著者紹介
林丈二 (はやしじょうじ)
イラストレーター・エッセイスト・明治文化研究家
1947年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。
1986年「路上観察学会」発足時には発起人の一人として参加。調査マニアで、どんな瑣末なことにも探究の目を向け丹念にデータをまとめあげる。主著に『マンホールのふた〈日本篇〉』『イタリア歩けば』『犬はどこ？』『猫はどこ？』『明治がらくた博覧会』ほか多数。